Vol.5  2006年12月 新商品情報
ペットニュース

 


こんな方にインタビュー
聞き手
そらもね代表 村田 真弥子

マスターフーズ リミテッド
 広報室 濱田 昌子さん    
Master Foods
マスターフーズ リミテッドは日本経済新聞社とニューオフィス推進協議会が主催する、「日経ニューオフィス賞」を受賞。“オープンコミュニケーション”スタイルや、“ペットとの共生”を目指すなど、働きやすいオフィス設計が評価された。また、私たちの生活に潤いや心の安らぎをもたらすコンパニオンアニマルについて、知識や理解を深めていくために「コンパニオンアニマル リサーチ」の活動を支援している。


 アメリカでも、ペット同伴出勤の求人専門サイトが大人気だそうですが、オフィスへのペット同伴出勤制度を導入されて、社員にはうれしいですね。
 ペット同伴するアソシエイト(=社員のこと。弊社では社員をアソシエイトと呼んでいます。)は、ワンちゃんと一緒にいられるということで、例えばおうちに一人ぼっちにしておくより、一緒にいられることで安心感があるということもあります。また、ワンちゃんが実際に身近にいることで、商品のアイディア等、実際のワンちゃんをイメージしながら取り組むことができると言う点も利点かと思います。さらに、ペットを通して、普段業務での関連があまりない部署のアソシエイト同士でもコミュニケーションをしている状況を考えると、社内のコミュニケーションの潤滑油になっているということもオフィス環境を作る上で非常に大きな効果と考えております。

 オフィス猫を週末自宅へつれて帰れるということで、ペットを飼う楽しさと同時に貴社の”ペットと人の共生”を疑似体験することもなりますね。思わぬ効果などお聞かせ下さい。
 ご質問のように、住居の制約などから常態としてペットを飼えないアソシエイトが週末だけペットとの生活を体験できるとか、家族から会社に対する親近感が増すなどの効果があると考えます。

 フードは御社でいくらでも用意できる(笑い)と思いますが、用品・備品などいろいろ必要になりますが、各自が用意しているんですか。
 同伴出勤の場合、事前に申請をすることを基本としており、その場合は、フードについて会社で用意をしています。会社につれてきたワンちゃん用の部屋もありますので、そこに備品はあります。しかし、もちろん、同伴出勤する飼い主の方がそれぞれのワンちゃん用の備品を持ってきています。

 御社では時差出勤制度が行われていることもあって、導入に踏み切りやすかったのではないかと思いますが、ラッシュ時の混雑など出勤の苦労もあろうかと思います。
 通勤手段として公共交通機関を利用する場合は、ラッシュ時の気遣い等あるかと思います。ただ、ペットを同伴する場合には、車での通勤も認められており、その場合には、それに伴う交通費、駐車場等、会社でケアしておりますので、ほぼ制度面においては特に障害となる点はクリアしていると考えています。

 今後の計画は?
 今回のペット同伴出勤制度というのは、あくまでも会社の理念の一つであるペットとの共生を具体的にオフィス環境に求めたものであり、宣伝目的のものではないため、現状では特に何かを導入ということは考えておりません。
『ウォルサム
小動物の臨床栄養学』
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